11月中旬、H12年式のYRVに乗ってから早6年、次の車検(H19.11)まで1年を切ったので
思い切って買い換えを検討していました。
コンパクトカーからファミリーサイズのミニバンに憧れて兼ねてから気になっていた
MPVを検討することにしました。
最初はこのサイトを参考に、年末商戦を見越して商談するつもりでいました。
対抗馬は日産プレサージュ・ハイウェイスターに設定。
まずは下取りもしくは買取りするであろうYRVの相場を調べるところから開始しました。
ネットでの相場では20万〜35万でした。
まずは対抗馬である日産に行き、プレサージュの試乗と見積り依頼をしました。
車体+フロアマットのみで初回見積りということもあり、値引き20万円・下取りは26.5万円でした。
「シブイな・・・でも初回からかな?」
次に嫁と二人で本命のマツダへMPVの試乗に行きました。
家に近いマツダ店と、少し離れたアンフィニ店があったのですが、その時は家に近いマツダ店で
購入にしたかったので、冷やかしのつもりでアンフィニ店に行きました。
アンフィニ店ではターボモデルの試乗車が無かったのですが、担当者がターボに乗っているから
「私の車で良ければ乗ってください」とのこと。
この対応に嫁も私も非常に好感が持てました。
乗ったインスピレーションは期待どおりでした。嫁も非常に気に入ったようでした。
試乗が終わり、見積りを取ってもらうか迷いました(年末商戦で商談したかったため)が、
気さくで人のいい担当者だったので、取ってもらいました。(23T フロアマットのみ)
「決めてくれるなら結構頑張れますよ、、うーんそうね、、本体価格から1割引き、下取り30万でどう?」
今回は試乗がメインだったので検討させてくださいと伝えて帰宅。
私も嫁さんも変に営業マンらしくないフレンドリーな対応が良かったねと話をして
条件がよければ今後の付き合いからアンフィニで買いたいという結論になりました。
下取り額がそこそこ妥当だとは思いましたが、念のため今回の下取り情報をベースに
無料一括査定サイトで買取査定をしてもらいました。
広く情報が欲しかったので、大手・中小合わせて7社に依頼。
走行距離も少なく、非常に程度が良かった点と、DVDナビ、盗難装置、純正エアロが評価され
一般の相場を上回る額がポンポン出ました。34万から最高なんと50万!まででした。
買い取り業者に言わせると、年内登録ギリギリの時期なので、競合では勝ちに行く時期だったようです。
オークションに回す業者は殆ど横並び(ガ●バーは渋かったです)。
カーチスなど販売網を持っている所が強気でした。買取での教訓は1社でも多く査定してもらうことです。
査定士さんの主観がかなりばらついている印象がありました。
また、各業者も状況によって買取額がかなり変動するようなのであきらめず
納得の行くまで見てもらうほうがいいでしょう。(大事に乗っている人は特に!)
また洗車・室内清掃は必須です。
洗車も最後くらい気合入れて水垢を一掃してあげたいものです。
ビックリ買取額50万が出たので、迷わず買取で商談を進めることにしました。
まずは近くのマツダ店に行き、プレサージュを検討していて好条件ならMPVも真剣に検討したいと
伝えました。予算は未定、お得感の強い方に決めたいと伝えました。
買取で考えているので下取り無しでと付け加えると最初に出た値引きは24万円でした。
「下取りさせてくれるならば、対策費が使えるのでもっと頑張れます」とのこと。
プレサージュの見積りがすでに目一杯のところまで来ていることを伝え、時間が勿体無いから
下取りのケースでいいから目一杯お願いします。
と話をしたら「少しお待ちください」と言って3分後。。。
「これでどうでしょう?」と出た金額は、、なんと値引き34万・下取り額50万でした。
かなりグラリときたのですが、、、まだ冷静に「うーんまだ日産と土俵に乗れていないです」と
あくまで日産の金額は提示せず金額差を雰囲気のみで伝える手段を取りました。
「時期的に年末商戦や決算の方が有利とかあるのであれば、あきらめます。」と強気で引いて
「可能ならば、これ以上は無理というラインでお願いします。」
「マツダ車初めてだし、家も徒歩圏内だからこれからのつきあいもあるし、、」と詰め寄ったところ
「分かりました、、最終価格を出します」と待つこと5分。。。
出ました値引き34万・下取り額57万でした。「もう値引きでは限界ですので、車庫証明代行費は私が取ります」とのこと。
衝撃的価格でしたが、私は冷静でした。
総支払額が335万だったので、47,500円の無料保守サービスを込みにしてもらう
ことと、ローンの年利を2.9%の打診をしました。
どちらも「なんとかしますからお願いします」とのことでした。
その場は日産への断りやローンの計算をするから持ち帰りしたいと伝え退店。
その足で、アンフィニ店へ行き、正直に話しました。
ここで初めて嫁が
「買うなら対応が良かったお兄さんのところで買いたい」と発言。《ナイス嫁!》
「うんうん、これよりか安かったら決めてくれるんだよね?」と飄々と消えていきました。
《この人スゲェ!》
で、、、5分後。
「これで決めてくれないかな?」と出た数字がさらに5万オフの330万円。
「うちだとローン金利は3.9%しか無理だね〜」
「ガス満タン?んー分かりました。」
「買います。お願いします!!!」
やりました。やっちゃいました。
結果はこうです。<概算で>
280(車体) 120(オプション) 30(諸経費)=430万
値引き:58万
下取り:42万
合計:330万円(+ガス満タン)
大満足で帰宅し、今まさに結果を報告しているところです。
このサイトを参考にしていなければ、こんな結果は得られていないでしょう。
あと担当者が買いたい車のオーナーだったということも要因かもしれません。
自分の持っている車が評価され、買いたいと言われれば、気持ちよく売りたいのが
人情だと思います。
木曜から日曜までの4日の短期決戦ですが、ポイントはいくつかありました。
・対抗車の日産は1回の来店のみ。(無駄な時間を作らない)
・本命の担当に査定額の実態を熟知していることを最初に知らせる。
・予算は絶対明かさない。(「あってないような感じです」と語る)
・オプション品で調整し、総額が対抗車とつり合っていると伝える。
注:実際は欲しいオプションのみを付ければOK。
・対抗馬との商談は最終局面に来ていると言う。
・あくまで金額でなく、お得感と言う。
・●円ならOK、あと●万円に乗らない。
・●円ならOK、あと●万円と最後の最後まで言わない。
・近くのディーラなら今後も付き合うので地理的に優位だと伝える。
・本命こそダメなら次の好条件時期まで見送ると開き直った精神状態で来店する。
管理人さん。本当にありがとうございました!!
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